2023年3月1日に公開したレンタルサーバーサービス障害について

  RisuPu レンタルサーバー

お客様各位

平素はRisuPu レンタルサーバーをご利用いただきまして、誠にありがとうございます。

2023年3月1日(水)公開いたしました2023年1月31日(火)より発生しております事象につきまして、
ステータスページ上では記載しきれない障害詳細原因と対応履歴などを改めてお知らせします。

簡潔に理由をまとめますと「ルートドメインにおいてNSレコード相違」による、
名前解決障害等が原因です。詳細につきましては、下記にてご案内いたします。

また本件事象により弊組織サービスご利用中のお客様につきましては、
大変ご不便ご迷惑をお掛け致しましたことを深くお詫び申しあげます。

現在弊組織においては、復旧作業を完了しており順次反映確認を進めています。
お客様環境においては、正常な名前解決が可能となっている可能性がございます。

※弊組織DNSシステムは、公開していないため公開可能な範囲のみの広報となります。
 なお、電気通信事業法に基づく届出電気通信事業者様で詳細な報告が義務付けられてる
 お客様につきましては、届出番号、若しくは登録番号と共に弊組織お客様センターまで
 お問い合わせください。なお、本件お問い合わせの際はインシデントIDとして以下を、
 お寄せいただきますよう、よろしくお願い申しあげます。

 管理ID:8f6974b1-9592-4cbd-9a8d-40625066823c
 記載例:「障害について (8f6974b1-9592-4cbd-9a8d-40625066823c)」など

 開示には確定した情報をご案内いたしますのでご案内までにお時間をいただく場合があります。

以下、障害対象/発生に至った経緯と原因特定~復旧作業までの流れとなります。

【発生/復旧日時・事象内容】

ステータスページにてご確認ください

・発生日時:2023年1月31日 17:30頃
・復旧日時:2023年3月2日 7:32頃

【本件障害の対象初期ドメイン】

・rsw.jp
・rsvr.jp
・risupu-sv.xyz

※d.rspnet.jp、及びd.risupu.jpにつきましては、原因となるNSレコードは
 メンテナンス時、各初期ドメインに対してレンタルサーバーのサーバを
 NSレコードとして追加・調整しておりますので、障害影響はありません。

【障害発生原因】

※以下、旧DNSサーバーと新DNSサーバーを記載しておりますが両DNSサーバは、
 現在も運用を続けており、それぞれのDNSサーバーの違いは以下のとおりです。
 ・旧DNSサーバー = ns-a1.risupu.jp、ns-a2.risupu.jp、ns-a3.risupu.jp
  (弊組織グループ名義のドメインにて利用しているDNSサーバーです。)
 ・新DNSサーバー = 01.rsvr.jp, 02.rsvr.jp, 03.rsvr.jp
  (弊組織サーバーサービスのユーザー向けに利用、提供しているDNSサーバーです。)

2023年2月1日にリリースいたしましたDKIM、及びDMARC対応のため、
弊組織DNSシステム構成を見直し、構成の刷新を進めてまいりました。

刷新実施の際は、弊組織グループにおいてお客様へ影響が
及ばないよう、以下の方法で切り替えを実施いたしました。

0. メンテナンス実施の予告
1. 新DNSサーバー上でDNSデータを収容するバックエンドの調整、新DNSサーバー上でゾーン・レコード追加
2. 旧DNSサーバー (正常に名前解決可能な状態) → 新DNSサーバー (正常に名前解決可能な状態) への移行準備完了
3. 上位レジストラに新サーバーへ以下、ドメインのNS(ネームサーバー)の変更届出、及び反映の確認等の実施
 ・01.rsvr.jp (ns-p1.risupu.jp)
 ・02.rsvr.jp (ns-p2.risupu.jp)
 ・03.rsvr.jp (ns-p3.risupu.jp)
4. メンテナンス作業の完了、及び順次インターネット上に反映(浸透)
※旧DNSサーバーからの既存DNSレコードの削除は行っておりません。

上記切り替えの際に旧DNSサーバーからの移行時において、NSレコードが
旧DNSサーバー宛のDNSサーバーアドレス名となっており、旧DNSサーバ
へ名前解決の要求が行われたことからCNAMEとして返答、DNSレコードが
存在しないという返答が行われました。

※CNAMEが返答されるお客様は、DKIM/DMARC対応前の開通分となり、
 DNSレコードが存在しないと返答されるお客様は、DKIM/DMARC対応後の開通分です。
 システム刷新以降は、新DNSサーバにのみDNSゾーン/レコード追加となります。

【原因特定の流れ】

0. 弊組織グループにて本件事象の発生関知 (2023年3月1日 23:58頃) ←関知/掲載日時
1. 調査中 (上記同時刻)
2. 原因の特定を急ぐ (2023年3月2日 06:45頃)
3. 原因特定完了、及び復旧作業着手 (2023年3月2日 07:30頃)
4. 復旧作業完了に伴い、経過観察の開始 (2023年3月2日 7:32頃) ←復旧日時
5. 一部ドメインにて名前解決ができない事象の確認 (2023年3月2日 8:31頃)
※5:こちらは当初関知しておりました事象との関連性も認められたため、対応済みです。
6. ステータスページ上で名前解決障害へと変更、及びお知らせの実施 (2023年3月2日 8:50)
7. 名前解決不具合と共に名前解決障害の経過観察中 (2023年3月2日 8:50頃~現在)
8. 当障害の復旧を確認しました。 (2023年3月2日 10:08) ←NEW

対象、原因等の詳細情報は現時点で広報できる情報としては以上です。
また、弊組織グループの機密事項の都合上で部分的に情報を省略しております。
なお、DNSサーバーのシステム以外は概ね本来の情報として案内しております。

完全復旧完了いたしました。
ご利用のお客様にはご不便をお掛けし大変申し訳ございませんでした。

今後ともRisuPuをよろしくお願いいたします。